火災保険、どこも一緒と思っていませんか?

2023年05月09日

火災保険

こんにちは。東京都江戸川区を中心に売買仲介業を営むトキビル不動産です。

今回は「物件購入後に加入する火災保険」についてお話しします。

 

◆まずは補償内容の確認を

火災保険と地震保険は補償が多いので、何を基準に検討して良いかわからない方も多いと思います。

火事や地震の災害に備えて、通常は建物や家財に火災保険や地震保険をかけることになります。
火災保険は、火災・落雷・破裂・風災・雪災などの損害を補償する保険です。

火災等に加えて、水災・盗難・水濡れ・衝突なども補償に含まれている商品などさまざまなので、保険料を比較する際には補償範囲を必ず確認する必要があります。

 

保険の対象が「建物のみ」の場合には、「家財」等は補償されません。そのため、家財の損害を補填するためには、「建物のみ」ではなく、「家財」等も含む保険が必要となります。また、河川の氾濫や浸水による被害については、水災補償に入っていないと補償されませんが、地震による津波の場合には、地震保険に入っていないと通常の水災補償では補償されません。

 

◆火災保険と地震保険

火災保険料を安くするには補償範囲をよく吟味し、マンションの高層階では水災を外すなど不必要な項目は補償対象外にする良いと思います。

また、火災保険料は建物の所在地や構造によっても大きく異なります。同じ保険金額であっても、木造戸建て住宅の方がマンションよりも保険料は高いです。

 

また、地震保険は火災保険に付帯して加入する保険なので、火災保険とセットでなければ加入できないうえ、地震保険に加入していない場合には、地震による火災等の損害は補填されません。
地震保険の保険料は、所在地・建物の構造・築年数・建物の耐震等級などによって異なりますが、同じ条件であればどの会社の保険に加入しても、補償内容も保険料も同じとなります。

◆様々な割引制度を確認しよう

火災保険には、保険会社毎に設けられている割引制度が多数あります。
皆さんもご存じなところで言うと、金融集団割引、地震保険には建築年割引などです。
弊社の取り扱いのある保険会社は、WEBにてお手続きした場合にはWEB割引などが適用となります。

割引の中でもまだあまり知られていないのが、オール電化割引があります。


これは、正式には「オール電化住宅割引」と呼ばれており、まだ全ての保険会社が取り扱っているわけではないようです。

オール電化住宅割引が適用される条件としては、原則、オール電化を証明する書類などが必要になります。
これは会社によって異なるかもしれませんが、保険期間の途中からオール電化住宅割引を申告しても適用されないので、くれぐれも加入前に割引が適用するのか確認をしておいた方が良いと思います。

新築やリフォームをした際にオール電化にした人は、オール電化住宅割引に適用しやすいので、オール電化住宅割引がある保険会社からもお見積りをとってみる事をお勧めします。
ですが、オール電化住宅割引が適用されているからといって、他社より絶対保険料が安いとは限らないようです。

ご自身がどの保険に加入しているかを把握していないと、実際に事故に遭遇した場合に保険の申請もせずに損をしてしまう可能性があります。
または、保険料を抑える為に補償内容を減らしすぎてしまうのもあまりお勧めはしません。
何かあった時の保険ですので、加入時にはじっくりご検討して頂きたいと思います。

T・K

 

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